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質問力と話す力を磨く—1・2年生探究発表交流会レポート

開催日: 12月19日(木)

時間: 14:55~15:40(7時間目)


授業テーマ

1年生:「質問力」 2年生:「話す力」「場を回す力」


活動の流れ

1. 座席確認(1~2分)
まずは指定された席に座り、発表会の準備を整えました。

2. 今日の目標の説明(2分)

  • 1年生の目標: 2年生の発表に対して積極的に質問すること。

  • 2年生の目標: 個別探究の成果を1年生にわかりやすく伝えること。

3. 自己紹介タイム(3分)
お互いの緊張を和らげるため、クラスや名前、部活動、好きな食べ物、授業などを紹介し合いました。

4. アイスブレイク(5分)
「もしも…だったら」をテーマに妄想自己紹介を行いました。
例:タイムマシンで行きたい場所、宝くじで5億円が当たったらどうする?など、自由な発想で盛り上がりました。

5. 2年生の発表(30分)

  • **1人10分(発表5分+質疑応答3分+質疑応答のメモ2分)**を目安に実施。

  • 発表はパワーポイントを使用し、視覚的にわかりやすく工夫。

  • 教員はタイマーを使用して時間を管理し、質疑応答を促しました。


活動の様子

2年生は、これまでの探究活動で培った論理的思考力を存分に発揮し、大学生顔負けのプレゼンを披露しました。特に、パワーポイント資料を駆使した説明は非常にわかりやすく、外部コーディネーターの高橋さん(岩手大学アントレプレナーシップ教育担当)からも高い評価を受けました。

一方、1年生も先輩たちの発表内容に真剣に耳を傾け、手帳やデバイスに熱心にメモを取りました。また、積極的に質問を投げかける姿勢が目立ち、学びへの意欲を強く感じることができました。


活動の成果と気づき

この交流会は、1年生にとって2年生の探究活動の深さを知る貴重な機会となりました。同時に、2年生は2年間の成果を実感し、自信を深める場となったようです。質疑応答を通じて双方の理解を深めることができた点も大きな成果です。

2年生の成果:

  • 自分の探究テーマをわかりやすく伝える力を強化。

  • 発表を通じて自分の考えを再確認し、次のステップに向けた課題を発見。

1年生の成果:

  • 質問力を高め、情報を深掘りする経験を積む。

  • 先輩の探究事例から、自身の今後の探究活動へのヒントを得る。


今後の展望

今回の交流会は、生徒同士の学び合いを促進する重要な機会となりました。今後はさらに発展的なテーマでの交流や、より多くの発表会を実施し、探究活動を一層充実させていく予定です。

また、外部コーディネーターや地域資源を活用した指導の強化も検討し、生徒の探究力向上を支援していきます。


このあと、1年生は個別探究活動を開始し、自らの問いを深めていきます。2年生は今回の発表内容をさらに深化させ、探究成果を発展させる予定です。2月20日には1・2年生交流会を再度実施し、互いの学びを共有する機会を設けます。また、2月27日には学年代表発表会を開催し、各グループの成果を披露する場を予定しています。この一連の活動を通して、生徒たちの成長と探究力のさらなる向上が期待されます。